賃貸物件を探す際の段取りをご紹介しています。
STEP 1. 住みたい部屋の条件を決める
部屋探しで最初にしなくてはいけないのは、住みたい部屋の条件整理。最低限決めておかなくてはいけないのは家賃とエリア、入居希望日。
どんな生活をしたいのかイメージしながら決めていきましょう。
まずは、予算と入居予定日を決めましょう
家族構成や持ち物の量から希望する間取を考えましょう
沿線・駅やエリアなどは幅を持たせて決めましょう
STEP 2.物件情報を集める
自分の条件が現実と合っているかチェックしましょう
細かい条件をリストアップして優先順位をつけましょう
毎月いくらまでなら支払えるか?
管理費、駐車場代なども含めて毎月支払える金額を決めておく。
どの沿線、エリアに住みたいか?
通勤・通学を考えて設定。どこからどこまでと幅のある設定をしておくほうが早く見つかる。
どのくらいの広さ、間取りの部屋を探すか?
使い方を考えて部屋数、広さを決める。キッチン、収納など特定の場所で広さの希望があれば同時に決めておく。初めての人は自分の荷 物の量からどのくらいの広さが必要かを想定。
どんな建物に住みたいか?
マンションかアパートか一戸建てかで、探す場所や家賃などが大きく異なるので必ず決めておくこと。
駅からどのくらい歩いてもいいか?
徒歩5分以内、10分前後、それより遠く、あるいはバス便でも可など具体的に設定しておく。
建物は新築、それとも古くてもOK?
新築か、それ以外か。それ以外であれば築何年くらいまでか。築10年以上なら賃料が安い場合も。
そのほか、こんな部屋じゃなくちゃという条件は?
必ず決めておきたいのは駐車場の有無、部屋の階数(1階かそれ以外でも可か、特定の設備の有無(エアコン、シテテムキッチン)などの 条件。また、環境、間取りでこだわりたい点、自分にとって譲れない点なども挙げておく。
また、条件に優先順位つけておくと迷わないで済む。
STEP 3.不動産会社へ行く
訪問する不動産会社を決めましょう
物件資料を見ながら見学したい物件を選びましょう
STEP 4. 室内を見学する
自分の目で暮らしやすさをチェックしましょう
筆記用具やメジャーを持参して室内を見ていきましょう
室内のチェックポイント
□部屋の広さ、天井の高さなど、自分が間取図から得た印象と異なる点はないか
□間取図、物件資料と異なる点はないか
□冷蔵庫、洗濯機などの大型家電、ベッドや食器棚など大型家具を設置しようとしている場所に十分な広さがあるか
□各収納部の高さ、奥行き、収納量、使い勝手
□各室のコンセント、テレビ・電話端子の数と位置
□キッチン、洗面台など水まわりの高さと使い勝手
□設備等がきちんと設置され、使える状態になっているか
□日当たりがいいか、何時ごろまで当たるか
□周辺からのぞかれたり、窓を開けておけないような状態ではないか
□周辺に騒音、においなど気になる発生源はないか
STEP 5.共用部分と周辺環境をチェックする
共用部分は管理状況や設備・仕様を確認しましょう
共用部分のチェックポイント
□玄関、廊下などの共用スペースがきちんと管理されているか
□エレベーターの台数は十分か
□自転車置き場、駐車場の位置と使いやすさはどうか、ルールを守って利用されているか
□オートロックや防犯カメラなどセキュリティ設備の有無と位置
□敷地内や建物周辺で人目につきにくい場所や侵入されやすそうな場所はないか
□ゴミ置き場の有無と利用や管理状況
□子どものための設備やその他共用設備があれば、その位置と利用や管理の状況
周辺環境は歩いてチェック
周辺環境のチェックポイント
□自分の足で歩いたときの最寄駅までの所要時間
□スーパーや商店街の有無と営業時間、定休日、品ぞろえなど
□周辺にどんな設備があるか。公園や郵便局、病院など地図を見ながら確認
□建物の周辺や最寄駅までの間で、防犯面で気になる暗い場所や交通量の多い場所はないか
□バス便利用の場合は、本数や終バス・始バスの時間、混雑度など
□自転車や車利用の場合は、駅周辺の駐輪場、駐車場の有無と空き状況
□出勤、帰宅時の電車の本数や混雑度